いろんなジャンルで「通の人」っています。中でも「ワイン通の人」って響き、かっこいいですよね？一口飲んだだけで、まるでそのワインが作られた国に瞬間移動したような気分にさせてくれる。わたしもワインが大好きな1人です。フランスのワインを飲んだ時はパリのエッセンスを感じることができるし、ドイツ産のワインを飲めばまるでベルリンの壁の側に立っているような感覚になります。

そんなワイン好きな私が今回訪れたのが、ニャウンシェ郡区にある有名なワイナリー、“レッドマウンテン・エステート・ヴィンヤード＆ワイナリー“。ここからはすばらしい夕日を眺めることもできます。ニャウンシェ郡区を訪れる旅行者全員がこのレッドマウンテン・エステートからの夕日を見るというほど有名な場所で、市内観光の締めくくりには、まるでここで待ち合わせしているかのようにみんなが集まって来るワイナリーです。夕方4時半ごろには、美しい夕日を眺めながら美味しいワインを楽しむ人々で賑わっています。

タウンジー地区に住む友人たちと一緒にちょっと早めの15時半くらいに到着した私。

そこでワインの知識も少々、と思った私たちはワイン工場も見学してきました。いろんな種類ブドウの中でも、収穫後から出荷されるまである一定の温度で保管されないといけないものがあるとのこと。ボトルに入れられて1、2年寝かした後にやっと市場に出回ることができます。などなど、詳しいワイン作りについてのお話を聞くことができました。

国内の多くの私立の学生や大学生たちも社会科見学として訪れるワイナリー。学校関連の予約は、レッドマウンテンの連絡先、09 252 819 900まで。

“レッドマウンテン・エステート“は2002年にスタートしましたが、実際にそこで作られたワインを市場に出すことが出来るようになったのは、それから6年後の2008年でした。良いワインを作るのは簡単な事ではありません。まず、フランスからワインマスターを呼び、彼のやり方に沿ってワイン造りを始め、現在ではこのフランス人のワインマスターからの知識をしっかりと受け継いだミャンマー人がリーダーとなってすべてのワイン造りを手掛けています。ミャンマー人にとっても鼻高々のミャンマー人ワインマスターです！

料金について

とってもグラマラスな見た目のワイナリー・レストラン。最初ちょっと値段が心配でしたが、メニューを見てビックリ！ワインテイスティングの料金はたった5000チャットで、白ワインと赤ワインが含まれます。ワインのボトルの料金は1本1万チャットから。もちろんワインがメインのレストランですが、他にも軽食メニューなどもお手頃な料金で楽しむことができます。

夕日の時間になるとかなり混み合ってくるので、パノラマビューが見える席を確保するには早めに到着しましょう。夕日の時間も季節によって多少変わってくるので、夕方の4時にはレッドマウンテン・リゾートに到着することをおすすめします。

行き方

ニャウンシェからサイカー（三輪タクシー）を利用する場合は4000～5000チャットほど。往復の予約もできます。その他にもいろいろありますが、ニャウンシェから自転車をレンタルして来るのが一番のおすすめ。

注意すること１

特にありません！でも、ミャンマー国内外からのたくさんの旅行者が訪れるワイナリーなので、夕日の写真が撮れるベストスポットで長居をし過ぎないこと。みんなが夕日をリラックスして楽しむ場所なので他の人たちの邪魔にならないように気を付けましょう。

注意すること２

夕日を見るときはパートナーとぜひ一緒に！2人分で約2万チャットです。でももし、一緒に見る相手が居ない寂しい人は、（ジョークです！）1人でも充分にエンジョイできる場所ですよ！

以上、レッドマウンテン・リゾートの体験記でした。ニャウンシェの街を訪れたらぜひ立ち寄ってもらいたいこのワイナリー。おいしいワインと共に美しい夕日を楽しんでくださいね。次回はニャウンシェでのおすすめのトップアクティビティーをまとめたいと思います。お楽しみに！