どこの出身であっても、世界中の人々すべてに共通していることはなんでしょう？ それは食べることです！ みんな、食べ物が大好きです。そして、マンダレーは食べ物に関していえば楽園です。ミャンマーの食べ物は全体的においしいですが、マンダレーにはすぐに人々が料理に夢中になってしまう何かがあります！ マンダレーに到着したとき、私たちは地元のごちそうに馴染みがなかったので、習慣から最初に探したのは西洋/ヨーロッパ料理のレストランでした。
コーヒーコーナー（Koffee Korner）は27th Streetと70th Streetの角にあります。この通りには地元の料理から西洋料理まで多くのレストランがあるので、その日に食べたいものを選ぶことができます。コーヒーコーナーは具体的にいうと西洋風のレストランです。このレストランを見つけるのはそれほど難しくありません。レストランの外の木々に豆電球が取りつけられているので、それを注意深く探せばいいのです。夜だと、この豆電球はとても目立ちます。コーヒーコーナーを見つけたら、屋外か屋内のどちらで食事をするかを決めましょう。屋外ならあたりの風景を眺めながら食事を楽しめます。また、エアコンの効いた屋内で、真ん中に置かれた水槽内を泳ぐ魚を眺めながら食事をすることもできます。どちらを選んでも、失望することはないでしょう。

レストランに足を踏み入れると、温かい笑顔の人たちが、英語か地元の言葉で「こんにちは」と迎えてくれます。店内は落ち着いた雰囲気で、装飾は非常に洗練されています。気さくなウェイターがテーブルに案内し、英語とミャンマー語で書かれた食事とドリンクの二つのメニューを手渡してくれます。もしも、ミャンマー語を話せなくても、ウェイターは皆英語が話せるので心配する必要はありません。メニューを一通り見たら、頭を悩ませるべき唯一のことは、このレストランで提供される素晴らしい食事やドリンクの中から何を注文するかということです。

食事は前菜からデザート、ステーキからパスタまで、また、ドリンクはミルクシェイクから最高のウィスキーまで揃っています。レストランのスタッフは必ず、お客の好みのものがあるかを確認します。チャンリと私は常連客なので、お気に入りのドリンクと食事がいくつかあり、スタッフもそれを知っていました。私たちが好んで言う「ローカル（地元の人）」になれば、あなたもそうなるかもしれません。最初に私たちのテーブルに運ばれてくるのはミルクシェイクです。チョコレートフレーバーとストロベリーフレーバーがひとつずつ。ミルクシェイクには、スプーン1杯のアイスクリームが浮かび、コーンフレークがちりばめられて、一番上にはシロップ少々がかかっています。もし、ミルクシェイクが好きでなくてもご心配なく！ コーヒーはホットコーヒーからアイスコーヒーやコーヒーフロートまで、カフェインを愛するすべての人たちが思いつく、あらゆるものが揃っています。また、お茶、フレッシュジュース、スムージー、そして楽しい時間を過ごしたい人たちのために、さまざまなアルコール飲料もあります。

ドリンクを楽しんだ後は、食事を注文する番です。私たちはメニューを熟知しているので、これもオーダーするのに時間はかかりませんが、不慣れな人のために簡単にご説明しておきましょう。もしも、前菜、メインディッシュ、デザートの3コースの食事がしたければ、コーヒーコーナーはぴったりです。まず、メニューの前菜の欄から選びましょう。このコースでは、約10〜15分待つと思ってください。前菜からメインディッシュに進みます。食事をする人それぞれの味覚に合うように、料理のリストは延々と続きます。私たちのお気に入りは、スパゲッティボロネーゼ、サラダニソワーズ、アメリカンスタイルのビーフハンバーガー、または、バスケットに入って、フライドポテトとタルタルソースが添えられたチキンです。おわかりのように、このレストランで提供されるすべての素晴らしい料理の中から、好きなものを一つだけ選ぶことは不可能です。

もしも、まだおなかがはちきれそうにいっぱいでなければ、別のものにチャレンジしたいかもしれません。私たちが夕食で一番楽しみにしているひとときに進みましょう。デザートタイムです！ 個人的にはどんなに努力しても、デザートといわれて「ノー」と答えることはできません。 デザートにはまったく目がないのです。コーヒーコーナーの理想的なデザートとしてはアイスクリームが有名ですが、マンダレーは暑いという以上に暑いので理にかなっています。 たくさんのフルーツとおいしいアイスクリーム3種類を添えた、ステキなバナナフロートボートがありますが、私たちほどデザートにこだわらない場合は、普通のアイスクリームもあります。

食べて、飲んで、おしゃべりして、笑って、でも、残念なことにすべての楽しい時間には終わりがあります。おいしい3コースの食事をエンジョイし、屋外の席から見た人々や街の景色、あるいはレストランの中の大きな水槽などを記憶にとどめたら、いよいよ出発の時間です。 来店してくれたことへの感謝の意を込めて、コーヒーコーナーからは無料のフルーツがふるまわれます。このレストランはこれ以上改良の余地がないほどなのに、出発前にお客さまが100％ハッピーになるようにフルーツをサービスしてくれるのです。おいしくて新鮮なフルーツを食べ終わったら、いよいよ「シンメー（Shin-Me）」の時間です。「シンメー」はミャンマー語で「お会計をお願いします」という意味です。
ミャンマー語の最初のレッスンも終わったところで、コーヒーコーナーに出かけていって、素晴らしい食事だけでなくステキな仲間と一緒の時間をエンジョイしてくださいね。
[詳細情報］https://mingalago.com/ja/restaurant/detail/koffee-korner