はじめに

ブロガーとして、 僕はいつも「ミェイク(Myeik)」という場所について書きたいと思っていた。ここは僕自身のふるさとであり、僕のことをよく知っている多くの親友たちとの子供の頃からの思い出がたくさんあるし、どれだけミェイクを愛しているか語りたい。この記事では、まずミェイク島全体について紹介する。その後に、ミェイク島の市街地についてもお話ししようと思う。

ミェイク島 (Myeik Island)

メルギー諸島（Mergui Archipelago）はミャンマー最南部沖に位置し、800以上の美しい島々からなるタニンダーリ（Tanintharyi）地方の一部もメルギー諸島に含まれる。これらの島のほとんどは、ミェイクとカウタウン（Kawthaung）の間に位置しており、誰でも島から島へ移動することができる。
島の大きさはさまざまで、中には直径数百平方キロメートルの小さな動物も生息している。これらの島々はすべて、マレー半島の西岸沖のアンダマン海（the Andaman Sea）に連なっており、インドシナに合流する。これらの島は主に石灰岩と花崗岩でできているのが特徴で、美しい白い砂浜が満潮から島を守ってくれる。大衆観光も盛んだ。

「クジラ湾(The Whale Bay)」の東側にある「カンマーキュン(KanmawKyun)」は、海生哺乳類や多数のクジラが生息し、ダイバーや観光客が訪れる場所だ。現在、環境破壊やサンゴ礁の破壊を避けるために乱獲やいびき網漁は禁止されている。

パッケージツアー

この島では3つのパッケージツアーが提供されている。一つ目のツアーはハタの養殖場のンガ・ファング島（Nga foung Island）、マーカス島（Marcus Island）、そしてタミーフラ（Thamee Hla）だ。二つ目はドーム滝（The Dome waterfall）、ドームニャウン鉱山村（Dome Nyaung Mine Village）、スマート島（Smart Island）、そして3つ目は、マリ（Mali）という自然鳥の島、マリの魚の養殖場、ペネル島（Painnel Island）を周るツアーだ。
マリ島はかなり遠いところにある。近くに他の島もないので行きにくい。現地ツアー会社のほとんどがマリ島に行きたい人のために上記のようなパッケージを提供しているので、ツアー内容についても予算についても、色々と選択肢がある。 僕はミェイクに着いてすぐに「ブリスフル・ミャンマー・トラベルアンドツアー（Blissful Myanmar Travel & Tour）」社に行くことにした。

1日目

初日、 僕はマーカス島に行くことに決めた。通常ツアー会社がホテルまでの送迎をしてくれるのだが、当日朝8時に出発とのことだった。僕はそれより早い時間に出たかったので、自宅から一人でサイクリングしながら集合場所まで行った。

マーカス島 (Marcus Island)

これが島巡りツアー最初の目的地で、ミェイクから車で約1〜2時間ほどのところにある。マーカス島の特徴である、柔らかくて白い砂浜がいくつかこのエリアにある。ビーチでスイミングやシュノーケリングを楽しみながらリラックスできるほか、ミニハイキングをしてマーカス島を一望できるスポットもある。地元の人の多くはマーカス島をハリス島と呼んでいる。

僕たちの場合は、到着したあと昼食を食べて少しリラックス。白い砂浜で日光浴をしたり、泳いだり、シュノーケリングをしたり、浜辺の後方にある岩山を登ったりした。きれいなサンゴ礁や透き通った海の美しいビーチなど、新しい体験ができる。

タミーラ島 (ThameeHla Island)

このビーチは天然資源が豊富でとても美しく、「ニモ」で有名なカクレクマノミやたくさんのサンゴ礁が見られる。海水浴やシュノーケリングができる絶好のポイントがある。この島には小さな滝もあり、ゆっくりと散策できる。

ハタ養魚場 (Grouper Fish Farm)

ハタの養魚場を見学し、自分で魚に餌をやることができる。僕たちは養魚場に着くと、マーカス島でバーベキューをするためそこで売りに出されている魚をよく吟味して新鮮なものを買った。波の状況によっては、カラル島やタートル島を訪れることもある。僕たちの旅行の場合はこんな感じで、その後午後5時の夕方までにミェイクに戻らなければならなかった。

2日目

2日目、 僕たちはマウキノール・サローネ(Mawkinor Salone)という海ジプシーの文化を観察しに行った。これが僕たちがドーム島に行くことを選んだ理由だ。午前8時にミェイクを出発して、美しいマングローブの森を通り過ぎながら、僕たちは新鮮な海風を感じた。観光客の多くはカヤック船に乗って、このエリアに生息するさまざまな種類の鳥を見て楽しむ。

ドーム滝 (Dome Waterfall)

ドーム島にあるドーム滝は、かなり高さのあるところから直接海に向かって流れ落ちている。 上の方まで登ると、滝のすぐそばの小さな池に浸かってリフレッシュできる。

ドーム・ニャウン・マイン村 (DomeNyaung Mine Village) / サローン村

僕たちはニャウン・マイン村に到着し、そこで昼食を食べ、ビーチでココナッツを飲んだ。しばらくくつろいだあと、テドーム島の民族（サローン）を見学しに行った。漁師たちは、地元の言葉で「モケン」と呼ばれるサローンたちと場所を共有している。多くの人は乾季には海で生活のほとんどを過ごし、雨季だけ、雨風をしのげるような場所を探す。彼らはミャンマーの135ある民族のうちのひとつだが、ほとんど絶滅の危機に瀕している。
彼らの文化は僕たちの共通の祖先につながる窓のようなものだ。常に外部からの侵入者を避けることによって民族として生き延びてきた。長い時間海に潜ったまま泳ぐことができるし、海でのダイビングや泳ぎ方も教えてくれる。ここに住んでいる人たちは、魚、カニ、イガイ、カキなどを捕ることを生業としている。海ジプシーのライフスタイルは、生命保険みたいなものがこの世にできる以前のシンプルな時代を思わせる。

スマート島 (Smart Island)

この島には石や砂浜があり、自然を感じながら自然に浸ることができる。海水浴、日光浴、シュノーケリング、美しいサンゴ、それに色とりどりの魚がいる。僕たちが到着したときは、水の流れがあってあまりよく見えなかった。島の西から東の間に白い砂浜が広がっているので、2つのビーチに行ったような気分になる。

メルギー島（Mergui Island）

次の目的地は「メルギー島」だ。 僕たちはボートを借りて多くの島を訪れたあとで、ココナッツの木々に囲まれたこの美しい島に到着した。島には１世帯の家族が住んでいる。砂浜は真っ白で、「イェピン・アウ・テルタン（Yaypyin Aww ThelTan）島」とも呼ばれている。

ツアー会社情報

ツアー会社名: Blissful Myanmar Travel & Tour
電話番号: 09444777944, 09777444944, 0978888779, 09450899996
メールアドレス: info@blissfulmyanmartravels.com
住所: No.5,Sattngalbaw bridge street, Sattngal quarter, Myeik township
サービス・設備: ガイド、フェリーサービス、食事、ライフジャケット、スノーケル・ギア。

ツアーパッケージ価格

１日旅行（日帰り）
ローカル観光客向け: 70,000チャット/パッケージ
外国人観光客向け: 80米ドル/パッケージ
１回のパッケージにつき最大20人、最少催行人数6人で実施している。
お一人様であっても、他のグループに参加したり、新しい友達を作ったりできる。

まとめ

ミェイクに実際に行ってみれば、島でどんなところに行ったらいいか、何を見たらいいかもっとよく分かるだろう。ぜひミェイクを訪れて、美しい自然を楽しんでいただけたらと思う。大切に守っていくべき美しい自然がそこにある。