ヤンゴン観光での見所とアクティビティ

2018-08-25edit Florence

Sule-Pagodaヤンゴン(旧ラングーン)は、11世紀初頭にダゴンとして創設され、後に「ヤンゴン」に改名されたミャンマー連邦共和国(旧ビルマ)最大の都市だ。第一次英緬戦争中、ヤンゴンはイギリス軍に占領された歴史を持つ。ヤンゴンは東南アジア諸国の間では「東の庭園都市」として知られていた。公園、湖、伝統的な木造建築や仏塔、それに植民地時代の建造物と近代的な建物が混在し、街の威勢が伺える。ヤンゴンはかつてイギリス植民地時代の首都としても繁栄したため、ダウンタウンには植民地時代の建物が多く存在する。

イギリス植民地時代の面影残る首都で過ごす一日

Oldbuilding Oldbuilding Oldbuilding通常ヤンゴン観光には数日欲しいところだが、1日しか滞在できないという場合のための観光プランが用意できないということはない。街を探索する前に、ストランドホテル(The Strand Hotel)で朝の美味しいコーヒーを一杯味わって1日のスタートを切るのはどうだろう。1901年に建てられたこのホテルはアジア有数の植民地時代建築の1つだ。 ストランドカフェはその平和でクラシックな雰囲気はもちろんのこと、美味しいブレックファーストとハイ・ティーでも有名だ。豪華な装飾と建築様式を楽しむのはヤンゴン観光のスタートにもってこいだ。
ヤンゴン中心部をぶらぶらしながら行ける見所はたくさんある。ヤンゴン市庁舎、旧高等裁判所、英領時代の総督府、セントメアリー大聖堂、セントポールイングリッシュハイスクール(現在はボタタウン第六基礎教育高等学校として知られる)等だ。中でもストランドホテルはヤンゴンが誇る最高レベルの建造物だ。

ミャンマーで最も古い仏塔の1つ、スーレーパゴダ

Sule-pagodaヤンゴンで信仰されている主要な宗教は、仏教、キリスト教、ヒンズー教、イスラム教などだ。ヤンゴンには多くの寺院や仏塔がある。ミャンマーで最古の最も有名な仏塔は、ボタタングパゴダ、スーレーパゴダ、シュエダゴンパゴダの3つだ。これらの仏塔はブッダが生きていた時代に建立され、後に何世紀にもわたって改装され今に至ると信じられている。スーレーパゴダはストランドホテルからそれほど遠くないところに位置し、ヤンゴンの中心部であると同時に政治および宗教の中心でもある。ストランドホテルからアクセスする場合のタクシー料金はおよそ1〜2USドル程度だ。
スーレーパゴダは「ヤンゴン市の遺産リスト」に入っており、ブッダの遺髪が祀られていると言われている。ブッダが生きていた頃、2600年程前に建立された。歴史によると、現在仏塔がある場所に住んでいたスーレという精霊にちなんで命名されたというが、この仏塔の名前の由来に関しては諸説存在する。 1988年および2007年には、スーレーパゴダが民主主義を求める人々の集会所となった。
営業時間は毎日午前4時から午後10時となっており、入場料は3,000チャットだ。
[詳しくはコチラ] https://mingalago.com/ja/interest/detail/sule-pagoda



マハバンドゥーラ公園の独立記念碑

Maha Bandula Park Maha Bandula Parkマハバンドゥーラ公園は、スーレーパゴダ、ヤンゴン市庁舎、高等裁判所などの建物のすぐそばにある。公園は、第一次英緬戦争で英国軍と戦った英雄マハ・バンドゥーラ将軍にちなんで命名された。 1948年のミャンマーの英国からの独立を記念して公園の中心に独立記念碑が立てられ、現在では人々の憩いの公園となっている。毎日5時から18時30分の間入場することができる。



 ボージョーアウンサンマーケット(Bogyoke Aung San Market)別名:スコットマーケット


スコットマーケット (市長のギャビン ・スコット氏にちなんで命名)は、1926年に建てられた市場である。ミャンマー独立後の1948年、ボージョー(一般の意味)アウンサンマーケットに改名された。この市場は植民地時代の建築物として有名で、主要な観光スポットのひとつである。外国人観光客だけでなく、卸売店や小売店があるため地元の人もたくさん集まる。 市場には、宝石、銀製品、真鍮製品、芸術品、骨董品、手工芸品、漆器、木彫り製品、象牙製品、土産品、両替商、衣類や靴などの日用品、食料品など、バラエティ豊富なお店が出店している。翡翠やルビー、その他の宝石は、1階と市場のメインホールで販売されている。数々のミャンマー手工芸品、骨董品などのお土産物が外国人観光客を魅了して止まない。市場は月曜日と祝日を除いた毎日10時30分から17時まで開場している。

ユニークなランチで一休み

Rangoon-tea-houseヤンゴンで午前中の観光を満喫したら、ボージョーアウンサンマーケットの向かいにあるジャンクションシティでランチにしよう。ファストフード、コーヒーとパンなどの軽食、タイ料理、日本料理、中国料理、ベトナム料理、ヨーロッパ料理など多様なレストランが入ったフードコートだ。便利で衛生面も心配なく、選択肢も豊富だ。ミャンマー料理が食べたいのなら「ラングーンティーハウス」がおすすめだ。トリップアドバイザーでは5つ星のうち4.5を獲得する高評価で、パンソダン通りにある。モヒンガ(温かい魚出汁スープに米麺が入った料理)や、種類豊富な高級紅茶も試すことができる。

ボタタンパゴダ(Botataung Pagoda)

Botataung Pagodaヤンゴンの有名な仏塔の一つで、ヤンゴン川の近くにあるボタタングパゴダは、2500年以上前に建立された。仏塔の内部が空洞になっており、天井や壁が一面金色の迷路のような内部にはガラスのキャビネットが並び、宝石や装飾品、宝石、テラコッタ、コインなど古代の遺物がたくさん展示されている。その他の仏塔とは異なり、誰でもブッダの遺髪を間近で参拝することが可能だ。毎日6:00から20:00に営業しており、入場料は1人あたり6,000チャットだ。

チャウタッジーパゴダと寝釈迦仏

Chaukhtatgyi-Pagodaチャウタッジーパゴダは、全長65メートル、高さ16メートルの寝釈迦仏で有名だ。また、仏の足の裏には108の煩悩を示す図柄が詳細に描かれている。入場料なしで毎日6:00から20:00の間に入場できる。


ミャンマーのランドマーク:シュエダゴンパゴダ

Shwedagon Pagodaシュエダゴンパゴダは、ミャンマーの有名なランドマークであることはもちろん、ミャンマー仏教の中心でもあるため、必ず行くべき観光スポット。 2600年以上の歴史を持つ世界最古の仏塔の1つだ。 4つの入り口があり、1組の巨大なレオグリフ(ライオンのような生き物)が各入り口を守っている。仏塔にはブッダの遺髪が祀られており、仏塔の表面は一面純金で、さらにダイヤモンド、ルビー、サファイアなどの宝石で覆われている。仏塔の頂点は76カラットのダイヤモンドで飾られている。毎日6:30から22:00の間入場ができ、入場料は1人あたり10,000チャットだ。

ヤンゴンの町並みを探索しよう

China-town China-town繁華街は地元の人と外国人観光客の両方で常時賑わいを見せる。時間に余裕があれば、ヤンゴンのナイトライフを楽しんでみるのも良いだろう。ヤンゴンには多くのバー、ビアステーション、クラブ、レストランがある。パンソダン通りにあるシャーキーズレストラン、サクラタワー(スーレシャングリラホテル近く)にあるヤンゴンヤンゴンルーフトップバー、50thストリートレストラン&バー等はヤンゴンのダウンタウンでも人気のバーだ。さらにミャエクニョホテル内のスポーツバー、バードバイ、ジャスミンパレスプールバー、アトラスルーフトップバーアンドラウンジなども人気の高いバーだ。 中華街がある19番街には多くのビアステーションがあり、Kosanというバーは最も人気が高い場所の一つだ。屋台の食べ物が気になる場合も、この周辺にはたくさんの屋台や夜市があるのでナイトライフを満喫できる。

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