ヤンゴンは、州を東西南北の4つに分けて自治されている、ミャンマー最大かつ主要な商業都市です。英語名ではラングーンとも呼ばれていたことがあります。政府が首都をネピドー (ミャンマー中部) に変更する2006年までは、ヤンゴンが国の首都でした。しかし、ヤンゴンは依然として雇用の源であり、オフィスのネットワーク中心部でもあります。時代の先端をいくモノ・コトはヤンゴンに集まることもあり、若者も以前として多く見られ、多くの観光客がヤンゴンの繁華街に位置している植民地時代の建物に沿って歩く姿を見ることもできます。
近代的なショッピングモールがオープンしていきながらも、100年以上前のヤンゴン動物園がいまだに開かれていたり、ミャンマーのランドマークであるシュエダゴン・パゴダはヤンゴンに位置しています。つまりヤンゴンは、近代化と古代の美しさと混合する芸術的な街と言えることができるため、多くの観光客はヤンゴンを必ず訪れているのです。
歴史
元々ヤンゴンは、漁師とその家族たちが住んでいる小さな村でした。6世紀の初めにこの地を発見したモン族により、ダゴンと呼ばれました。彼らはシュエダゴンパゴダを中心に家を建て始め、ダゴンを発展させていきました。1755年、アラウンパヤー王がダゴンを征服し、ヤンゴンと改名されました。 (ミャンマー語では「危機を乗り超えて受け継がれていく街」という意味です)
英国は最初のアングロビルマ戦争 (1824-26) でヤンゴンを占領しましたが、戦後ビルマ政権(のちのミャンマー)に返還されました。
訪れるべき場所
ヤンゴンは主要都市として機能しながらも、未だ歴史的建造物が多く残る都市として、訪問すべき場所が多くあります。シュエダゴンパゴダは、ミャンマーのランドマークとして必ず訪れてほしい場所のひとつです。また、カンドージー湖とヤンゴン動物園は、シュエダゴンニアの近くに位置しています。インヤー湖には、レイクアンドピープルパークと呼ばれる公共の場所があり、地元の人と観光客でいつも賑わいをみせています。国立博物館や宝石博物館、日本人墓地といったもヤンゴン市内にあるため、ミャンマーの歴史を深く知りたい方はヤンゴンでの宿泊日数を伸ばす必要がありますね。
ミャンマー1の繁華街を有するため、多くの観光客がヤンゴンを楽しみます。ナイトライフを楽しみたいときは、19番街・サンチャウンエリア・ミャンマープラザが大歓迎してくれることでしょう。
上記の場所を含んだヤンゴンエリアでどこに行くか迷っている場合は、ぜひこのリンク先を活用してみてください。(https://mingalago.com/interest/?destination=yangon-region&category=all)
ヤンゴンの交通事情
飛行機
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ヤンゴン国際空港は、他国へ行くための・ミャンマーを訪れるための、国の玄関口です。ミャンマー1の空港ということもあり、アジア諸国と海外地方都市へ毎日多くの便が発着しています。ヤンゴン国際航空港は、市内中心部から19km と非常にアクセスがしやすい場所にあります。ミャンマー/ヤンゴン行きのチケットの予約はこちらからが便利です。
(https://mingalago.com/flights/)
鉄道
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ヤンゴン中央駅はヤンゴンに位置しており、ミャンマー鉄道のメインターミナルとなっています。総延長は5,403kmにもなり、首都のネピドーはもとより、マンダレーやシーボー、高地にあるミッチーナーやシャン地域にもアクセスすることができます。
市内のメイン道路は、特にラッシュアワーになると多くのバス、タクシー、車によって慢性的な渋滞に巻き込まれるため、ヤンゴン市内を山手線のように走る列車はとても人気があります。1日平均役
10万人 (学生、労働者、事務職員、僧侶、観光客も含む) もの人々が、ヤンゴンの環状列車に乗ってそれぞれの目的地へと行きます。ヤンゴンの環状列車は、1つの大きなループで主要となる都市の商業地区や郊外エリアをリンクした、全部で39の駅があります。このループはヤンゴン中央駅からスタートし、再び戻ってくるのに約3時間かかります。ヤンゴン環状電車についての詳細を知りたい場合は、このリンク先へ◎ (https://mingalago.com/interest/yangon-circular-railway/)
バスとタクシー
市内を移動するにはバスや電車を選ぶことができますが、ミャンマーで主流になってきているのはタクシーです。流しのタクシーもそうですが、アプリを使ったタクシー手配が一般的になってきています。「グラブ」は、ミャンマーで最も人気のあるタクシーサービスアプリケーションです。ミャンマーのタクシーのほとんどはメータータクシーではないので、グラブ利用の際も事前に価格を交渉する必要があります。
バスに乗りたい場合は、ヤンゴンでは「Happy GoGo」または「ヤンゴンバス」のアプリケーションを使用することをお勧めします。これらのアプリケーションを使用することで、バス番号やルート、停留所を確認することができ、快適なバス利用が可能になります。
食品・飲食店
ヤンゴン市内のあちこちに、ローカルレストラン、ファストフード店、カフェ、ベーカリー、ティーショップなどの幅広いバリエーションがあるので、食べ物を心配する必要はありません。多くはないですが、24時間営業のレストランもあります。多くの屋台もありますが、ミャンマーでは衛生水準があまり高くないので、生ものよりも炒め物などを注文するといいかもしれません!また、ラカイン族・チン族・シャン族・カチン族・モン族といった、ミャンマーでしか体験できないそれらさまざまな民族のエスニック料理を試すことができます。ストランド・ロード沿いのナイト・マーケットには、朝4時から21時までオープンする多くの屋台があります。この屋台街ではバラエティに富んだ屋台を楽しむことができます。
※ヤンゴンのレストラン情報に迷ったらコチラ (https://mingalago.com//ja/restaurant/area/yangon-region/cat/all)
ヤンゴンのホテル事情
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宿泊者に応じた、さまざまなタイプのホテルがあります。「ホテルは寝るだけでいい」といったあなたには、1泊6ドル〜10ドルで宿泊できる非常に安いホテル(ゲストハウス)もあります。「せっかくミャンマーに来たから、贅沢をしたい」といったあなたには、1泊100ドル以上かかる五つ星ホテルもあります。それら全ての人にお届けできるホテルをまとめたリンク先はこちらから。
(https://mingalago.com//ja/hotel/area/yangon-region/cat/all)